ひと昔前までは朝食の余り物を使って簡単に調理し直したり温めなおしたりしたものをランチとして消費する主婦などが多かったのですが、最近ではファミリーレストランや喫茶店、食堂、料理屋などへ近隣の主婦仲間で誘い合って出かけ、一緒に食事をする自宅の主婦が増えていると言います。
こういった志向は、値段の上では効率的ではありませんが、個人のライフスタイルや趣味・趣向が多様化し、男女平等志向や女性の社会進出などの進行、子育てや家事に追われる主婦業から開放され癒しの時間を求める女性が増えたこと、自宅内で仕事を持つ女性の数が増えたことなどによってもたらされた意識変化によるものと思われます。
その一方、ひとり暮らしの若者など独立志向の強い人々の数も増加し、経済的理由からランチにかかる費用を少しでも切り詰めたい、節約したいと願う消費者も少なくありません。
こういった人々は安価な弁当やおにぎり、サンドイッチなど簡単なランチ商品を購入したり、昼食を抜いたりして食費を節約するよう努めています。
ランチに高額な費用をかけ、味やブランド、品質にこだわるユーザーもいれば、リーズナブルにシンプルなランチタイムを過ごす消費者も存在することは、人々の生活スタイルや生活時間がバラバラになり、自由主義思想が進行した結果と言えるでしょう。